リモート先進企業GMOが「チャット回数制限」など独自ルール設ける理由は? 稲守貴久さんに聞く、開発チームの生産性を上げるコミュニケーション

コロナ禍、エンジニア組織をはじめ、全社でのリモートワーク移行を早期かつ円滑に進めたGMOインターネットグループ。

新型コロナウイルス感染拡大の兆しが見え始めた1月末、業界内でもいち早く、全社で在宅勤務へ移行。東日本大震災を機に、大災害の発生や疫病の蔓延などの有事を想定して在宅勤務を含む震災訓練の実施や、マニュアルの作成などBCP計画の作成に取り組んできたことが、今回のスムーズな切り替えにつながった。

さらに、リモートワーク下における社内コミュニケーションのルールづくりにも意欲的に取り組んでいる。

例えば、同社の開発チームでは「チャットで同じ話題が5回続いたら、オンライン会議に切り替える」といったルールを設置。これには、エンジニアの仕事の生産性を上げ、認識齟齬をなくす狙いがあり、効果を上げているという。

リモートワークへの移行で、コミュニケーションに課題を抱える組織は多いが、エンジニアがチームで成果を上げるために気を付けるべきは何なのか。

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