「勝たなきゃ意味がないなんて詭弁だ」イチローが考える“個”の重要性
イチロー。言わずと知れたメジャーリーグ史上初の日本人野手だ。オリックス時代には7年連続首位打者。メジャー移籍後1年目にア・リーグ最多安打、新人王、そして年間MVPを獲得。10年連続200本安打を達成。10年連続ゴールドグラブ賞受賞。通算3000本安打達成。彼の功績をあげたらキリがない。
そんなイチローとオリックスの関係は、18歳の時にオリックスに入団してから長く続いている。その多方面にわたる輝かしい活躍やパフォーマンスを通じて、私たちは幾度となく勇気付けられた。
2019年3月に現役を引退して次のステージに臨むイチロー。元NHKアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーの住吉美紀さんがイチローと語り合い、ここでしか聞けないような話を多く引き出した。
「最初から才能のある人間なんていない」
プロ野球選手になってから、全てが順調だったわけではない。インタビューを通して見えてきたのは、社会に出てもがく私たちを彷彿させるような、試行錯誤を繰り返すイチローの姿だった。
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